こんにちは。記事をご覧いただきありがとうございます。(^o^)
今回は”脈診”について書いていきたいと思います。
脈診とは
皆さんは血圧を測る時、一緒に手首(橈骨動脈)に触れて脈拍を確認したことはありますか?
医療従事者でなくとも自分の手首を触れて自分の脈拍が何回ほどあるのか測定したことがあるのではないでしょうか。病院などの医療現場では血圧を測る時だけでなく、じっと安静にしている時や運動している時も脈を測ることもあります。
これを脈診と呼ばれます。
なぜ動脈を触診するのか
脈拍を測定して情報を得ることを脈診と呼ばれますが、何のためにするのでしょうか。
動脈の触診は、末梢伝搬する心拍数や血流に間接的に触れることによっって、心血管系の情報、具体的に言うと脈拍数やそのリズムの整・不整、脈の性状などの情報などを把握するためです。
また、左右同時に触診することで左右での差を把握することも可能となります。
一般的には手首、橈骨動脈で触知することが多いですね。🤔
動脈触診でわかることやその意義とは?
健常成人の安静時の脈拍数は概ね60〜100回/分程度です。
安静時で100回はやや多めと判断されることも多いですが、、。
脈拍数にも正常範囲があり100回以上であれば頻脈、60回以下だと徐脈と呼ばれます。脈拍が多すぎても少なすぎても身体に十分な血液を送ることができていない状態と言われます。
また、リズムが規則的であれば整、専門用語で洞調律と呼ばれます。リズムが不規則であれば不整であり、不整のある脈拍のことを不整脈と言います。
脈拍を触れることでそもそも脈拍をしっかり触れることができるか、リズムは規則正しく脈拍を触知できるかが分かります。
脈拍の測定方法
1、何か時間を測れるもの用意します(時計秒針、腕時計、ストップウォッチ等)。
2、手首や首など、脈拍を触れることができる所に指2〜3本を置いて15秒間の脈拍数を数えます。
3、その値を4倍すると1分間の脈拍数を計算できます。
4、しばらく指を置いたままにしておいて、脈のリズムが規則正しいかも確かめてみましょう。