心不全リハビリについてざっくり話してみる。効果・運動方法・注意点の話とか

医療従事者向け

📝 はじめの挨拶

こんにちは!現在も臨床現場で働いている理学療法士です。

心不全の患者さんにリハビリが重要と言われていますが、「そもそも心不全リハビリって何?」「運動しても大丈夫なの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、心不全リハビリに関する話題をざっくり解説します!

👀 どんな人におすすめの記事か?

✔ 心不全リハビリについて知りたい方
✔ 心不全リハビリを受ける予定の方
✔ 理学療法士・看護師・医療従事者で心不全リハビリについて学びたい方
✔ 心不全の予防や生活改善に興味がある方

「心不全の人に運動って大丈夫なの?」という疑問を持つ方も、この記事を読めば、心不全リハビリの重要性や安全な運動方法がわかるはず。

はじめに|心不全リハビリってどんなもの?

☝️ ポイント

✔ 心不全リハビリは「心臓にやさしい生活を作るトレーニング」
✔ 無理なく動ける体と生活習慣を整えることで、心不全の悪化を防ぐ
✔ 運動療法・生活指導・心理サポートの3本柱

「心不全の人にリハビリって必要なの?」と疑問に思う方も多いかもしれません。実際、心不全は「心臓が弱っている状態」なので、「運動すると負担がかかるのでは?」と心配になることもありますよね。

しかし、近年の研究では、適切なリハビリを行うことで、心不全の悪化を防ぎ、生活の質(QOL)が向上することがわかっています。

心不全リハビリの目的は、単に運動することではなく、心臓に無理なく負担を減らしながら、体力を維持・向上させること。そのために、運動療法・生活指導・心理サポートの3本柱でリハビリを進めていきます。

心不全リハビリの3本柱|どんなことをするの?

☝️ポイント

✔ 運動療法 → 心臓に負担をかけすぎない範囲で、少しずつ体力をつける
✔ 生活指導 → 塩分・水分制限や日常生活での注意点を学ぶ
✔ 心理サポート → 不安やうつを軽減し、前向きにリハビリに取り組めるようにする

① 運動療法|どんな運動をするの?

🔹 なぜ運動が必要なのか?
心不全患者さんは「動かない方がいい」と思われがちですが、適度な運動をしないと 筋力や体力が低下し、さらに心臓に負担がかかる ことがわかっています。

そのため、無理なく続けられる範囲での運動 を取り入れることが重要です。

🔹 具体的な運動方法
✅ 有酸素運動(ウォーキング、エルゴメーター、軽い体操など)
✅ レジスタンストレーニング(軽い筋トレ:スクワットやセラバンド運動)
✅ 呼吸リハビリ(口すぼめ呼吸、横隔膜呼吸で呼吸筋を鍛える)

💡 ポイント!
・運動強度は「軽く息が上がる程度」 が目安(Borg Scale 11~13)
・症状が安定していることが前提(浮腫や息苦しさがあるときは中止)
・医師や理学療法士の指導のもと、安全に進める

② 生活指導|心臓にやさしい生活習慣とは?

🔹 食事のポイント
✅ 塩分は1日6g未満を目標に!(高血圧を防ぐため)
✅ 水分制限が必要な場合もある(医師の指示を守る)
✅ カリウムを含む食品(野菜、果物)をバランスよく摂取

🔹 日常生活の工夫
✅ 急な動作を避け、ゆっくり動く(起床時の立ち上がりなど)
✅ 寒暖差に注意!(特に冬場の脱衣所やトイレでの血圧変動)
✅ 適度な休息を取りながら、無理なく活動する

💡 ポイント!
・「食べ過ぎ・飲みすぎ・頑張りすぎない」が大事
・自己管理だけでなく、家族の協力も重要

③ 心理サポート|心不全患者に多い不安・うつへの対応

心不全患者さんは、「また悪化するのでは?」という不安や、長期の治療に対するストレス を抱えることが多いです。実際、心不全患者のうち 30~40%がうつ症状を持っている とも言われています。

💡 心理サポートのポイント
✅ 「できること」に目を向け、ポジティブな考え方をサポート
✅ 家族や医療スタッフとのコミュニケーションを大切に
✅ 必要に応じてカウンセリングや薬物療法を活用

心不全リハビリの効果|どんなメリットがある?

☝️ポイント

✔ 運動耐容能(体力)が向上し、動きやすくなる
✔ 再入院率が低下し、生活の質(QOL)が向上する
✔ 心理面の安定につながる

心不全リハビリを継続することで、日常生活の動作が楽になり、「動くのが怖い」という不安が軽減 します。さらに、心不全の再発や悪化を防ぎ、長期的に健康を維持する ことができます。

💡 実際のデータ
・心不全リハビリを受けた人は、1年後の再入院率が30~40%低下
・運動能力が向上し、日常生活での活動量が増加

心不全リハビリを始める前に知っておくべき注意点

☝️ポイント

✔ 無理をしない!「少しキツイかな?」くらいの運動強度を意識
✔ 体調が悪い日は無理せず休む
✔ めまい・息切れ・胸の痛みが出たらすぐに中止!

💡 運動を避けるべき症状
✅ 息切れが強い(安静時のSpO2が92%以下)
✅ むくみがひどい(体重が短期間で2kg以上増加)
✅ めまいや強い倦怠感がある
✅ 血圧が異常に高い or 低い(医師の基準を確認)

まとめ|心不全リハビリは「続けること」が大切!

☝️この記事のポイント

✔ 心不全リハビリは、運動・生活指導・心理サポートの3本柱
✔ 適度な運動が、心不全の悪化を防ぐ
✔ 食事や日常生活の工夫で、心臓にやさしい生活を
✔ 心理サポートで、不安を減らし前向きに
✔ 無理せず、安全にリハビリを継続することが大切!

心不全リハビリは、「やるか・やらないか」ではなく「どうやって無理なく続けるか」がポイント です。

無理せず、自分のペースでコツコツ続けていくことが、心臓を守る最大のポイント!

📢 最後に

心不全リハビリについて、ざっくりと解説しましたが、いかがでしたか?
ブログでは 理学療法に関する情報を発信 していますので、ぜひチェックしてください!
ありがとうございました。

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