心リハに関する薬の勉強

β遮断薬

作用機序

・心拍数減少による心筋消費エネルギーの節約

・レニン分泌抑制(体液貯留や血管収縮の抑制)

・中枢での交感神経抑制

NYHA心機能分類I度からIVまでの全てのHFrEF症例に適応があり、予後改善効果が証明されている。

心不全症状の既往がなくても、心臓収縮障害を有する場合でも有効とされる。

頻脈性心房細動を有する症例に対して、心拍数コントロール目的でも利用されることがある。

心機能障害の程度が強い場合や低拍出状態が強い場合では、β遮断薬の導入や漸増が難しい場合がある。

呼吸器疾患の増悪には注意し、β1選択性が高いビソプロロールを少量から導入するのが望ましいと言われている。

アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE阻害薬)

アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)

アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬(ARNI)

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