はじめに
医療従事者にとって、
電子カルテの作成は日常業務の一部です。
しかしながら、
その作業が時間がかかる事がよく知られています。
カルテを書くのが遅いよ。
そんなに時間はかからないでしょ。
は、はい…。頑張ります。
特に理学療法士1年目、2年目の頃はよくこんなやりとりをしていました。
(月間の残業時間が多いと今でも言われます。)
効率的に電子カルテを書く方法は幾つかあります。
その方法を活用すれば業務効率を向上させることができます。
本記事では、電子カルテを素早く書けるようになるための具体的な方法を紹介します。
1. テンプレートの活用
電子カルテ作成には、診療や処置によく使用されるテンプレートを活用することが役立ちます。💻
テンプレートのメリット
- 重複する情報を簡単に入力。
- 作業時間の短縮。
- 記録する内容を悩まないで済む。(賛否両論有)
さんまた、カスタムテンプレートを作成することで、より個々の診療科目や患者のニーズに合わせたカルテ作成が可能です。
2. ショートカットキーの活用
電子カルテの作成で頻繁に使用する機能やコマンドには、キーボードショートカットが用意されています。
これらのショートカットキーを活用することで、マウス操作に比べて作業効率が向上します。
• Ctrl + C: コピー
• Ctrl + X: 切り取り
• Ctrl + V: 貼り付け
• Ctrl + Z: 元に戻す
• Ctrl + Y: やり直す
• Ctrl + S: 保存
• Ctrl + P: 印刷
👆これらが比較的使用頻度が高いと思われます。
キーボードショートカットを覚え、日常業務で積極的に活用しましょう。
3. 項目の自動入力機能の利用
一部の電子カルテシステムには、項目の自動入力機能や予測入力機能が備わっています。
これらの機能を利用することで、診療や処置に関する情報を迅速に入力することができます。
適切な設定を行い、自動入力機能を活用して作業効率を高めましょう。
4. データ入力の標準化
電子カルテ作成においては、
データ入力の標準化が重要です。
同じ情報を一貫して入力することメリット
- データ解析や検索がスムーズになる。
- 標準化されたデータ入力ルールを策定し、全ての従事者が遵守するようにすることで、カルテ作成の一貫性を確保できる。
5. トレーニングとフィードバック
最後に、電子カルテの作成スキルを向上させるためには、定期的なトレーニングとフィードバックが重要です。
新しい機能やアップデートに追従し、スキルを磨く努力を怠らないようにしましょう。また、同僚や上司からのフィードバックを受けて、改善の余地を見つけることも大切です。
まとめ
電子カルテを素早く書けるようになるためには、テンプレートの活用やショートカットキーの利用など、様々な方法があります。
これらの方法を組み合わせて、作業効率を向上させ、医療現場での業務に貢献しましょう。