理学療法士

日記

「チーム医療なのに、なぜすれ違う?現場で感じた本音とリハ職としての立ち位置」

【はじめに】チーム医療の理想と、現場で感じる違和感「チーム医療」──この言葉は、医療現場で働く誰もが一度は耳にしたことがあるはずです。医師、看護師、リハビリ職、薬剤師、管理栄養士、ケースワーカー…。それぞれが対等な専門職として連携し、患者さ...
理学療法士

「覚醒度とは?」JCS・GCSの見方とリスク管理への活かし方をわかりやすく解説!

はじめに:その「なんとなく反応が鈍い」は見逃し厳禁!病棟で患者さんと接しているとき、「今日はなんとなく目の動きが鈍い」「声かけに対して反応が弱い」など、普段と違う様子に気づくことがありますよね。理学療法士としての“観察力”が光る瞬間です。実...
理学療法士

「早期離床についてゆるーく解説!」知っておくべきメリットとリスク管理」

早期離床はなぜ重要なのか?病態別に見るメリットとリスク管理早期離床は、患者さんの回復を早めるために重要な役割を果たします。しかし、どんな病態でも一律に早期離床を行うことが最適とは限りません。ここでは、早期離床の基本的なメリットや病態別のリス...
日記

『僕のスケジュールは、朝8時に空白から始まる。』急性期病院×理学療法士×休日勤務のリアル』

4月某日、土曜日。朝の空気は、平日よりも静かで冷たい。が、最近では少しずつ暖かさを感じることも多かなってきた。いつものように8時前には病院へ。休日勤務の理学療法士として、今日も一日が始まろうとしている。リハビリ室の扉を開けると、数人のスタッ...
理学療法士

学生・新人を伸ばす!効果的なフィードバックの仕方とそのコツ【理学療法士教育者必見】

はじめに理学療法士として教育の現場に立つとき、学生や新人に効果的なフィードバックを提供することが、彼らの成長にとって非常に重要なことと思います。効果的なフィードバックは、ただの指摘ではなく、学びを深め、自信を持たせるための貴重な機会です。こ...
日記

「『やりたいリハビリ』って、なんだろう?」

【やりたいリハビリがふとわからなくなる理由⸻ふと立ち止まってしまう瞬間がある。それは決して特別な日でも、何か大きな出来事があったわけでもない。いつも通りの、ただの臨床の1日。その中で、急に胸の奥に重たさを感じるときがある。「リハビリしてあげ...
理学療法士

「リハビリって、なんのためにやるの?」──患者さんに聞かれて考えた

はじめに:素朴だけど本質的な問い「先生、リハビリって、なんのためにやるんですか?」この言葉は、ある日担当していた患者さんが、ふとした瞬間に口にした一言です。いつも通りリハビリを進めていたなかでの唐突な問いに、私は少し戸惑いながらも、すぐには...
理学療法士

【新人理学療法士向け】患者さんに伝わる説明の仕方とは?今日から使える5つのコツ

はじめにこんにちは!理学療法士として日々の臨床に携わっていると、「患者さんに説明しているのに、うまく伝わらない」と感じる場面はありませんか?私自身、新人の頃は説明が長くなってしまったり、専門用語を使ってしまい、患者さんの反応がいまいち…とい...
理学療法士

【リハ開始の判断、正しくできる?】安静時バイタルから考える理学療法士の臨床推論

はじめに「バイタルは正常範囲だからリハOK!」本当にそうでしょうか?臨床の現場では、患者の心拍数(HR)、血圧(BP)、呼吸数(RR)、酸素飽和度(SpO₂)を確認し、リハビリの可否を判断するのが基本です。しかし、単に数値が正常範囲内だから...