理学療法士

運動器リハビリ

【ROM訓練の本質】“関節可動域”だけで終わってない?意味ある介入にするには

はじめに理学療法士として働く中で、**「とりあえずROM訓練しておこう」**といった日常が、いつの間にか“当たり前”になっていませんか?僕自身、臨床1年目のころは**「ROM訓練って、結局なんのためにやってるんだろう?」**と悩んだことが何...
理学療法士

臨床推論が苦手な新人PT・学生へ|“評価がつながらない理由”と考える力の鍛え方

はじめに|「なんでこの評価してるんだろう?」と思ったことありませんか?理学療法士として臨床に立ちはじめたとき、多くの人が直面する壁のひとつが「臨床推論」です。最初は評価項目を覚えるだけで必死。ようやく慣れてきても、「この評価が治療とどうつな...
脳血管リハビリ

「対決!急性期脳卒中リハのジレンマ:代償か?機能回復か?」

はじめに今回のテーマは、急性期脳卒中患者へのリハビリテーションにおいて、多くのセラピストが直面する問いです。「非麻痺側を活用してADLの自立を優先すべきか?それとも、麻痺側の使用を促進して機能回復を目指すべきか?」これは、まさに「今、目の前...
日記

もし、妻がリハビリを受けることになったら── 理学療法士の僕が問い続けている“関わりのかたち”

はじめに:ずっと胸の中にある問い「例えば、自分が、もしくは自分の大切な人がリハビリを受けることになった場合、 あなたは今と同じようなリハビリを継続しますか?」この問いは、突発的に浮かんできたものではありません。僕が理学療法士として臨床現場に...
理学療法士

【全国8位】理学療法士国家試験で230点を取った僕の勉強法を全公開【PT学生向け対策ガイド】

はじめに|理学療法士国家試験、なぜ不安になるのか?「理学療法士になりたい。でも、国家試験がとにかく不安…」そんな声を、僕は何度も耳にしてきました。学生の時もそうですし、理学療法士になってから実習生からも沢山質問をされたことがあります。「先生...
日記

なぜこの患者は転倒したのか?」臨床推論で“見えた”本当の原因とは

〜 理学療法士が“なんとなくおかしい”に向き合ったとき 〜はじめに|転倒は「ただの事故」では終わらせてはいけない理学療法士として働いていると、日常の中に転倒報告が突然飛び込んできます。「〇〇さんが、トイレに行こうとして転倒されました」高齢患...
日記

急性期病院で働く理学療法士のリアル|1日が戦場になる理由

はじめに|「リハビリはゆったり穏やかな仕事」って本当にそう?「理学療法士=のんびりリハビリする人」そう思われている方が、もしかするとまだ多いかもしれません。しかし、急性期病院の現場に足を踏み入れた瞬間、そのイメージは一気に覆されることでしょ...
心不全療養指導士

【保存版】心臓リハビリの効果とは?エビデンスで読み解く身体的メリットと実践ポイント

はじめに|「心臓リハビリって、本当に効果あるの?」心筋梗塞や心不全などの心血管疾患において、再発予防や生活の質(QOL)向上を目的として注目されているのが「心臓リハビリテーション(心リハ)」です。しかし、実際の現場ではこのような疑問を聞くこ...
理学療法士

【臨床メモが苦手な人へ】“なんかおかしい”を言語化する5つの視点と思考術

はじめに ― 「なんかおかしい」で終わっていませんか?理学療法士として患者さんを担当していると、ふとした瞬間に「なんか今日は違うな」「この人、いつもと様子が違うかも」と感じる場面がありますよね。その“なんかおかしい”という感覚は、臨床現場で...